空とあるゅう先生資料館


■最初に■
ここでは伺かゴースト『空とあるゅう先生』及び『天使養成学校翼の庭』の人物、
世界観等ゴースト上では語られていなかった事。
同人誌上で語られた事。
質問の多かった事柄を載せていきます。

時々追加したり、変わります(ぉ
いや、まぁ絵とか…ね…


蒼井空は観城はるかのオリジナルキャラクターです
某女優とかエロゲのキャラとはまったく関係ないです
今後ここで彼女たちとの関係を追及することを禁止します。
……ほんとそろそろ勘弁ですよ。


>>関連用語集へ  >>空とあるゅう先生へ  >>天使養成学校翼の庭へ >>トップに戻る


△登場人物紹介△


蒼井空(あおいそら)

蒼井そら(空幼少期)

ソラ(空反転時)

蒼井羽根(あおいつばさ)

蒼井都里(あおいとり)

蒼井曾良(あおいそら)

あるゅう先生(あるゅうせんせい)

ケセラ・パサラ(けせら・ぱさら)

宮本楠井(クシー)館長(みやもとくすいかんちょう)

カナタ(かなた)

現世過夜

シグ学園長(しぐがくえんちょう)

このの副学園長(こののふくがくえんちょう)



蒼井空(あおいそら)

本編の主人公、渦中の人物。
世にも珍しい片翼の天使
天使養成学校104年生
日夜あるゅう教師の下天使になるための
最終試験(+幼学部時のおさらい)に励む
…励むが報われてはいない

■性格は穏やか。穏やか極まりない。間が抜けてるといってもいい


■現在は家庭の事情で天使養成学校『翼の庭』内の寮に一人暮らし
一人暮らしが長いため家事は万能
後何故か水泳も得意。
好きなものはもずく

■愛称は名前を別読みして”クー”
主に親しい人物から呼ばれている

といっても数えるくらいしか友人は居ないが
そもそも忌み子な空と親しいというだけである意味変人なのだ

■天使と天使の間に生まれた純天使だが
両親ともに純天使なので生粋の天使といえる
ここまできてこの才能の無さは更に珍しい(非道い


■年齢は120歳
誕生日は12月8日

■使用可能な権限
空間制御権限(クラスC)
空間削除権限(クラスC)

■通常時、周囲の混乱を防ぐため空は翼を封印されている
この時瞳の色が黒くなる。
これは精神と直結関係にある翼に干渉したためだと思われるが、詳細は不明
本来空の瞳は赤い。

■関連項目
>片翼
>天使
>翼の庭
>空間制御権限
>空間削除権限

蒼井そら(あおいそら)

蒼井空の幼少時代。
卒業時に翼と人格を封印され事実上死亡している。

■性格は閉鎖的、世間体から来るストレスからか。
やや自傷癖な所もある

■封印以前そらは片翼の力で自分自身をすこしづつバックアップしていた
人格が封印された後
記憶と人格を再インストールしたのが現在の空ということになる

空はそらであったときの記憶を持っているが(カナタを覚えていたこともその証明になる)
自分が一度死んでしまった人間のコピーであるという認識はない
しかしそれは不幸ではない、そらは確かに「あの時なりたかった自分」に生まれ変わったのだ

■当時の年齢は25歳

■使用可能な権限
空間削除権限(クラスS)

ソラ(そら)

空の意識がない時に現れる謎の人格

躊躇いも無く片翼の力を行使する様はまさに狂気

その正体はそらが封印される前にバックアップした自身の人格の名残
ある意味片翼自身の人格と言ってもいい


■性格はやや子供っぽい
空もソラもそれぞれの記憶を共有していないが
それぞれの存在は感じている

■使用可能な権限
空間削除権限(クラスA)

蒼井羽根(あおいつばさ)

空の妹。空より遅く入学し、空より早く卒業し
エリートである運命図書館の司書に就職した

とてもよく出来た妹

■性格は大人になろうとしている子供
社交的ではあるが基本的に素直ではない。
姉の前ではもっと素直ではない
姉に対し突き放した態度をとる が
それは甘えの裏返しに他ならない

■好きなものは本、読書。そして姉

■夜も本を読んでいるためか目が悪い。
ゆえに眼鏡を着用しているが恥ずかしいからか普段はコンタクト


■愛称はうー吉、うーちゃん(笑
こう呼ぶと彼女は怒る、かなり怒る

なぜならばそれは彼女の幼少時代の一人称だからだ

小さい頃文字が上手く読めず、唯一読めたのが羽毛の「う」
「うー…(次が読めない)ちゃん」が最終的に「うーちゃん」となってしまったのだ
後に姉も面白がって彼女をそう呼ぶようになり
時折館内に怒声が響く


■年齢は100歳
誕生日は4月23日

■使用可能な権限
空間制御権限(クラスB)
特殊:空想結界

■空想結界:本の世界
ツバサの空想結界。運命図書館内でのみ発動
無限の質量を操り、情報という形のないモノを
"限りなく本物に近い偽者"という形で実体化させる
運命図書館内のみというのは、彼女のイメージを具現させるには
他空間だとモノの情報が少なすぎるためであり
仮に一冊の本を媒体に縮小的な実体化は可能である
(しかしそれは本の中身を実体化させるのであり彼女のイメージではない)
現実世界にありえない物も実体化させるとても珍しい結界  だが
基本的に出たら出っ放しなのは未熟故か。
発動を解けば泥の山の出来上がりである
射程は情報の種類により0〜無限。
基本は姉のツッコミに用いられる


■関連項目
>特殊結界
>運命図書館

蒼井都里(あおいとり)

空の母、羽根の母、曾良の妻
”あおいとり”と言う伝説を作り上げたその本人
空の憧れる"天使"にもっとも近い存在

しかしその実態は普通の二児のお母さんなのだった

■性格は優しく、包容力のある人物
加えて母としての強さ、弱さ

■現在の空の別居状態、そして彼女の翼の在り方に一番悩みを抱えてる人
別の言い方をすれば悩んでいるが何もしていない人
愛を伝えるのは難しい

■夫の曾良とはまだまだ、娘すら額に汗する新婚状態

■年齢は290歳
誕生日は不明

■専業主婦

■使用可能な権限
空間制御権限(クラスC)
特殊結界:空想結界

■空想結界:妖精幻想(Fairy's story)
空間内の無機物に仮初の命を吹き込む結界
攻撃力はないが固有の意思を生む神秘は類を見ない
都里はこの力を使い、とある人間の双子に幸せとは何かを説いた


あるゅう先生(あるゅうせんせい

天使養成学校翼の庭の特別教師
厳密に言えば天使(この場合は職業を指す)を辞めた身である
過去に大天使と謡われた生きる伝説
その実態は自称クールビューティーの謎の多い先生

■特技は減点
現在蒼井空の最終試験官に就いている

■性格は冷静、沈着。何事にも動かざること山の如し
弱点らしい弱点はないが
最近はもずく料理という苦手な食べ物が出来た

■胸の鈴は鳴らない。壊れているというか中に何も入ってない

■減点棒は特注の品。

■うにゅうっぽい帽子は目が開いたり喋ったりする
なぜなら帽子だから

■誕生日は不明
出身も不明

■うにゅう族であることを主張しているが詳細は不明

■愛称は先生、あるゅう先生
とある人物にはアルファタイプと呼ばれるが
彼女はその名を忌み嫌っているようだ

■使用可能な権限
空間制御権限(クラスA+)
特殊結界:物理結界

■物理結界:無銘
あるゅうの物理結界。短剣の形をしている
無銘というのは、名前が無いわけでなくこれが名称
能力は存在のエネルギー化、
短剣の刃に触れたモノを全てエネルギーに変換する
通常は自分や周りの空気やそこらの石や草などを変換して
純粋にエネルギーをぶつけているが
その本質はあくまで"対象を強制変換する"ことであり
彼女との接近戦はあまりお勧めできない
射程は30cm(刃渡り)

ケセラ・パサラ(けせら・ぱさら)

翼の庭にそびえ立つ巨塔、運命図書館の司書にして
自称空のえいえんのライヴァル(ドイツっぽく)

■ライバルと言っても彼女はとても優秀だ
容姿端麗、才色兼備、成績優秀、高嶺の花。
能力だけを見れば空とは比べ物にならない、が
本人がそうだと言っているのだから多分そうなのだろう

■性格はゴーイングマイウェイ、世界の中心で自身を誇る
自分さえ良ければ全てよし、面白ければなおよし
跪け愚民ども、ケセラパサラが救いを与えて差し上げますわ
しかしその実、常にある一定水準以上に在ることを自分に課している
努力家でもある

■誕生日は不明、と言うか決めてませんごめんなさい
親は居ない、人間からの転生体である彼女は
転生後、専門の施設で育てられた

しかしそれ自体に負い目を持っていない、むしろ誇りに思っている
逆境が彼女を強くしたのだ

■年齢は空と同じ120歳

基本的に能力の低い転生体として生まれながらも
持ち前のバイタリティでみるみる力をつけていった
加えてこの容姿である、彼女はすぐに生徒達の
(主に彼女を良く知らない、もしくは”そういう”趣味の生徒達)
アイドル、注目の的となった

が、数年後噂の片翼が入学
話題は一気に忌み子へ、輝かしきアイドル生活は風のように去っていった
だがそこで凹むような彼女ではない、ありえない

片翼へ群がり、しかし決して近づこうとしない人の輪に突入し
噂の張本人にむかって高らかに宣言した

あまりいい気にならないことね!
今日からこの私、ケセラパサラが貴方の最大の壁となるのですから!

…以後この一方的な腐れ縁は続く


■使用可能な権限
空間制御権限(クラスB+)
特殊結界:物理結界

■物理結界:3本の矢(Three arrows)
何の変哲もない弓と矢、放たれた矢はコントロールできない
3本とあるが3発しかないわけではない、
無限でもないが力ある限り撃ち続けることが出来る
命中した3本目の矢は絶対貫通属性を持つ
何故3本目なのかは不明、非常にリスキーな結界だが
故に彼女の絶大な自信が見て取れる
しかし司書官である彼女に戦闘能力は本来必要ない
彼女の勝手気ままな性格が見て取れる
射程は200m

■関連項目
>転生体

宮本楠井館長(みやもとくすいかんちょう)

運命図書館の全般的な運営を管理する館長

そらの恩師であり、羽根の教師であり、カナタの最終試験官でもあった

■そらの最終試験官をあるゅうにしたのもこの人の推薦で、
何もしてないようで色々としている裏方人

■現在空が愛用しているテキストや、青い髪留めもこの人からのプレゼント


■性格はまさにざっくばらん、教師でありながらその様は教師であらず
常に生徒と同じ視線で接する。 
ただまぁ学園内でタバコやお酒を飲むのはどうかと思う
授業をしないのもどうかと思う
制服も着ないのもどうかと思いますよ先生?

■実は翼の庭の卒業生
幼学部時の受け持ちはあるゅうだったらしく
いわゆる不良なクシーは度々どつかれていたようだ。
その割りに彼女はあるゅうに対して絶対の信頼を持っている

■彼女も純天使、直感だけで生きている天才肌

■苗字が二つあるみたいなフルネームを嫌っていて
呼ぶと怒る、というかどついてくる。頬をひっぱってくる
呼ぶ時はクシー、これ。絶対。

■年齢は250歳
誕生日は不明

■そらの時は専属教師として全科目を受け持っていたが
本来は現国の教師。体育系の性格してるのに…

■最初は外れクジだった。
度々朝の集会に遅れるクシーに
副学園長が最近入学してきた片翼の専属教師の辞令を出したのだ
なんでもその娘と一緒だと他の生徒が怖がり、授業どころではないらしい
そんな奴の全教科を受け持つのかと文句を垂れても副学園長は動かない
というか本当に動かない、盲目の目でじっと見つめられると滅茶苦茶怖い
お願いします黙らないで。

しぶしぶ―私に明日は無いかもしれないと思いながら―指定された教室に赴く
暗く静かな教室。
しかしそこにいたのは凶悪な力を持つ恐ろしい怪物ではなく
一人の小さな少女だったのだ

そしてその女の子は同情の視線でこちらを見つめていた
可愛そうな先生。恐ろしい恐ろしい私と一日中付き合わないといけないなんて
―と言った目だ

クシーはあきれた、そして笑えてきて腹が立ってきた
そう、私が一番嫌う偏見というのはこういうのを言うのじゃなかったか

次の瞬間、クシーはごつんとそらに拳骨を食らわせてこういったのだ

「見たか、私の方が強い。だからお前なんてちっとも怖くないぜ」

…後に、そらはこのぐうたら教師に散々ひっぱりまわされることになる

■使用可能な権限
空間制御権限(クラスA)
特殊結界:物理結界
感応能力


■物理結界:エレメントフィスト
単純である、火、水、闇、土の4大要素をまとった拳で
殴る。それだけ。
単純で、単純だからこその純粋に強力な破壊力を持つ
射程は0、苦手なものは飛び道具

■感応能力
館長に配属される際与えられた能力
彼女は運命図書館内にいる全ての司書の位置と状態を知ることが出来る
本来は監視や、大規模な探索時のためのものだが
彼女は仕事をしろとうるさい追っ手から逃げることにしか使っていない

■関連項目
>4大要素
>感応能力
>運命図書館館長


カナタ(かなた)



強さに憧れ求めるあまり堕ちた堕天使
そして空のかけがえのない親友

■カナタはとても普通だった、性格もやや明るめ、裏表のない文字通り良い子
転生体らしい才能、成績。どこにでもいる"普通"な子だった

だからか。平凡な彼女は何か突出した強さが欲しかった
何事にも動じない精神でもいい、一振りで全てをなぎ払う力でもいい
とにかく何か一つ、どんぐりの背比べから抜け出す武器が欲しかった

そんな彼女にだから、片翼を持つ空は恐怖ではなく憧れの対象だった
崇拝と言ってもいい、とにかく声をかけたきっかけはそんな理由だろう
何もない自分の変わりに彼女が何かをやってくれる。
空の傍にいることで、自分の中にある欲望を消化しようとした

そうして空と接しているうちに彼女の優しさに触れ
片翼ではない空自身を好きになっていく、
よい意味で彼女たちは影響し影響されていった

そして箱庭の空事件(箱庭の空参照)
積み重ねてきた全てを、それを超える力に粉砕され
そしてその力もそれ以上の力に沈んだ

瀕死の重体を負い、朦朧とする意識の中で彼女は確信した

やはり、力こそ全てなのだ と


魔族を取り込むことによって喰らう能力を手に入れた彼女は
果てなく力を求め食らい続けている

■性格は普通。明るく、基本的に裏表はない
ハキハキと物を言う
堕天した今でも空を親友だと思っているが、
こと『食べる事』に関しては感情の外であるようだ

■空を「クー」と愛称付けしたのは他ならぬ彼女


■年齢は114歳
空とは同級である(空は6年遅れて入学しているため)

■彼女の最終目的は空間削除権限の搾取。
しかし冬のカナタ事件(冬のカナタ参照)にて願いかなうも
制御できずに右腕を失ってしまう
ちなみにその時対峙していたあるゅうに逮捕されるが
すぐに脱獄。現在は翼の庭を中心にさまざまな場所へと逃走しながら
次の機会を狙っている模様

■ちなみに彼女の服は基本的にどこかで奪ったり盗んできたもの
堕天使は悪いことしてもいいのだ(よくはない

■空は冬のカナタ事件後、カナタの正体を知ることになる
しかしだからと言って彼女たちの友情に変わりはない
最初に手を差し伸べてくれたのはカナタだからだ
その時の事を、その時の思いを空は決して忘れない

■使用可能な権限
無し。
堕天前はクラスCの空間制御が扱えたが
堕ちた後は『喰らった能力』を行使しているのみである

■能力
喰事(クラウコト):堕天したカナタが魔族を取り込むことによって得た力
これにより、天使の空間制御と魔族の付加能力が混ざり合い
喰べたものの力、能力そのものを使用可能になる
ストック数に限界は無く、喰らえば喰らうほど彼女は強くなる

が、あまりにも無差別に搾取しすぎたため整理が出来ておらず
現在使用可能な能力は両手で数えられるくらい

愛用しているのは空想結界:影より突き出ずる剣(カゲヨリツキイズルツルギ)
自分の認識内にある影(攻撃対象のものでも可)から攻撃を加えることが出来る
ただし視界内に入っていることと、対象の影がそれなりに大きくなければいけない
奇襲技としては最高で、空を搾取、あるゅうに一撃を与えると、戦績もよい



■関連項目
>堕天



現世過夜(うつしよかや)



魔族、なのだが天使と魔族の中立に当る死神を生業としている
が、無免。
彼女の使い魔曰く
「計80数回に及ぶ再試験についにご主人が切れて、
試験会場をぶっ壊しちゃったっス、それで永久追放になっちゃって…
取りたくても取れない状態なんっス。本当どうしたらいいものやらっス…」

…との事。
何処かの誰かに少しだけ似ているのは気のせいか。

その誰かさんに決闘をいきなり申し込み、いきなり攻撃を仕掛け
その結果敗北、本人曰くあれはドローらしいが…(DeathSycthe+!参照)

■性格は空と対照的、我侭で冷徹で残酷。
ケセラとは違いTPOもわきまえない
やりたいと思ったら、やらねばならないのだ!

■彼女の使いまであるサイズ君(絵右端のなんか変なの)は
通常大鎌の形態をとっているが小さな人型も取れる
主人が好戦的な性格のため滅多にとることはないが
ご主人よりはまともな性格で、「ーっス」が口癖
実は過夜の事が好きだったりする。…頑張れサイズ君道は遠く険しい

■空に敗ぼ…引き分けてからというもの彼女はつきに二、三回
あるゅう宅を訪れては再戦を申し込み、お昼ごはんを食べて、
雑誌を見ながらポテトチップスを食い、晩御飯を食べて風呂に入って帰る。
その間サイズ君はあるゅうに預けられている
…何しに来ているのかと尋ねれば、スキを見て攻撃しようとしているらしい
スキだらけなのはどっちなのか。割といい勝負なのかもしれない

■空が唯一苦手意識を持っている人物
過夜を相手にする時だけは鋭く激しく反発する。
もしかしたら案外似たもの同士の同属嫌悪なのかもしれない

■誕生日は不明
年齢も不明だが空よりは年上


■使用可能な権限
無し、魔族ですから

■付加能力
魔族特有の力、他のものを取り込み力にする
過夜の場合、サイズ君にあらかじめセットしておいた魔力を取り込み
爆発的な力を得る

■第*要素追加(ブースト、2ndブースト・・・)
前述の通り、過夜はサイズ君と少しづつ同化することによりパワーアップする
パワーアップする毎に背中の翼が増える。
フルブースト、つまり最終段階では完全にサイズ君と一つになり
本来の姿に戻り大天使に匹敵する力を得る が、彼女は本来の姿を毛嫌いしており
滅多と最後まで使わない
無論サイズ君がいなければ使えないが、二段階くらいまでなら根性で何とかなる …らしい


■関連項目
>死神
>魔族
>付加能力

このの副学園長(こののふくがくえんちょう)



事実上、翼の庭のNo2
外での仕事が多い学園長の代わりに
学園を切り盛りしている。盲目の天使

あるゅうと過去を共有している二人のうちの一人

■無口で無表情、そして見えていないはずの
焦点の合わない目でじっとこちらを見つめてくる
怖い。謝りたくなるくらい怖い

某図書館館長曰く
「副学園長様に睨まれたら心臓が石化する」
…らしい

本当は慈愛に満ちた人

………多分

■年齢、誕生日ともに不明


■使用可能な権限
空間制御権限(クラスA+)
特殊結界:物理結界に内包された空想結界

■物理結界:このの’sバッグ
■空想結界:祝福されし約束(ChapelDeck)
彼女の特殊結界は一つの到達点とも言える
物理結界である鞄にカード状の空想結界を
複数収納し、常時展開することによって
常に持ち歩いている
つまりどのような状況でも展開可能かつ
高速発動が可能なのだ
カードの内容も多種多様で、
全て補助系(ステータスアップ、防御結界等)
臨機応変に使い分けることができる
究極のオールラウンダーと言えるだろう
鞄の中には合計16枚収納できる
ただし空想結界自体の攻撃力は皆無。
ステータスアップ系のカードは
本人以外に適用される
槍を捨て両手に盾を持った
完全に他人を補助するためだけの結界



余談だが、このの’sバッグの角は非常に硬い。


蒼井曾良(あおいそら)

空、羽根の父。都里の夫、蒼井家の大黒柱

そして天界と魔界を隔てる大結界の守護騎士団
通称「防衛庁」の第一騎士団長

■天界で一番天界を守らなくてはいけない存在であり

天界を破壊に導くやもしれぬ娘もこの世で一番愛し、
守らなくてはいけない存在である


■性格はいたって真面目
というか、真面目すぎる。
自分に厳しく、他人に厳しい
だが間違ったことは何一つ言わない、その言葉には説得力があり、背筋を伸ばす力がある

■自分で自分を追い込むタイプ
しかし迷っていては始まらない仕事である
彼は葛藤しながらも即座に最優先事項を選択できる

■庁内では知らない天使は居ない
彼は愛妻家であり、
家庭をまず大事にする男である

過酷な任務中以外は晩御飯は自宅で
これは外せない

…残念ながら全員揃ったことは無い、が


■愛妻家といっても、そこら辺のそれとはレベルが違う
あなたは鮭のふりかけで大きくハートマークが描かれた
弁当箱を見たことがあるだろうか
そしてそれを優しい目で数分眺めた後、ゆっくりと味わって食べる愛妻家を見たことがあるだろうか

彼の雄姿に憧れ、入隊した新人達は多い
熟練の騎士は言う、「これはルーキーの最初の試練だ」

■年齢は280歳、実は姉さん女房
誕生日は不明

■都里と同じく翼の庭卒業生
学生の頃からの付き合いであり、空妊娠後、結婚
次女である羽根も身ごもり、蒼井家は幸せの絶頂期 に、なるはずだった。

生まれて間もない長女の翼が片方生えていない、来ない
変わりに左の翼が異様に大きいというのだ
彼らは顔を青くして医者にかじりついた
何かの病気なのでは無いか、命に別状は?…無い

ほっと肩を抱き合う夫婦。…しかし、その場にいた誰かがつぶやいた


この症状は、"片翼"ではないのか







空はこの日、蒼井家に帰ることは無かった



■使用可能な権限
空間制御権限(クラスA)
特殊結界:空想結界

■空想結界:拒絶世界(AbsolutelyEscutcheon)
頑固な性格の表れか、彼の空間内には許された存在以外は入ることが出来ない
形状はドーム状、射程は200m
一見は強固な盾だが、強固な盾は武器とも言える
高レベルな空間制御によって限りなく厚みを無くしたソレは能力はそのまま、
全てを拒絶し、切り裂く刃となる

また、任意とあるが、空間内に入ることが出来る存在は基本的に曾良本人が算出し入力する
特殊結界自体にも高度な自己判断能力が付加されており能力者を補佐する


■関連事項
>大結界
>防衛庁
>騎士団

シグ学園長(しぐがくえんちょう)

翼の庭最高責任者
天界の歴史上最高の天使と謳われている

現在は学園の管理を副学園長に任せ
各地を転々としているようだ

目深に被られた帽子でその素顔は定かではないが
その静かな雰囲気はどこかの誰かと似ている気がする



現在はその性格、目的全てが謎である


■使用可能な権限
空間制御権限(クラスS)
特殊結界:物理結界

■物理結界:nodata
彼の結界の詳細は不明だがいずれまた調査結果を記すことにする
この場では我々が取材に成功したときの応答の一部を掲載することにしよう


「ん、そうだな。…君らは害悪を殲滅する
簡潔で明瞭な方法があるとすれば、それは何だと思う?」

―えー…そうですね、強力な致死性を持った武器を作成、でしょうか

「確かに即死属性は現在研究家たちの間でも注目を集めている。
強力な技術だがね、それでは減点だ」

―つまり学園長の特殊結界は死に関するものではない…と

「たかが天使が生き死にを操るべきでないと私は考える。
どれほどの才能者が死を関する武器を作ったとしても
爪楊枝程度のものになるだろうね。」

「ん、私ならこう考える。酷くシンプルでそれでいて簡単だ
絶望的な範囲で
絶対的なエネルギーを持って

それら全てを、破壊する。」

―……は、はは。なるほど、勉強になりました
本日はお忙しい中このような時間を割いていただき真にありがとうございました

「ん、これからも翼の庭を贔屓にしてくれると嬉しい」